これだけは買っちゃダメ！？失敗しないゴーグル選び！！【お子様向け】

水着の次はゴーグルを選びましょう♪水着と同じでファーストインプレッションでカラーを選んで…でもちょっと待った！ゴーグルにはいわゆる『地雷ゴーグル』が存在します！

ゴーグル選びの失敗はモチベーションダウンにつながる可能性が大きいので水着よりも慎重に選びましょう…

ふねコーチ！『地雷ゴーグル』って何ですか！？

私の考える『地雷ゴーグル』とは、次のうちのどれかに該当するものを指します。

1．簡易アジャスター付きのゴーグル

2．留め具がフック・ワンタッチ脱着タイプのゴーグル

3．構造が複雑なゴーグル

上記のうちどれか1つでも当てはまるものがあれば地雷と言ってよいのではないかと思います。正直大人の方は上記のどれかに当てはまっていたとしても問題ないです。今回の対象は、幼児～小学校低学年（3年生くらいまで）です。なぜこの学年の子ども達にこの手のゴーグルを与えてはいけないか、というのも一緒に説明していきます。

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簡易アジャスターがなぜダメなのか

※簡易アジャスタ付きゴーグルの一例

ベルトを引っ張るだけで簡単にテンションを調整できる簡易アジャスタ付きゴーグルですが、この『ベルトを引っ張るだけでテンションが変わる』と言うのが地雷の要因です。多くの場合、スイミングスクールでのレッスンではよほどのことがない限りマンツーでレッスンできる機会はありません。クラブにもよりますが水慣れ程度の子たちのレッスンは1グループ3～10人程度です。すると、必然的に待ち時間が発生し子どもたちは退屈しのぎにゴーグルを外してみたり、身の回りのもので遊び始めます。どんなに注意や約束をしたところでそれは避けられないのです。この「ゴーグル遊び」の最中、何かの拍子にベルトのテンションが変わりさぁ自分の番！勢いをつけてけのびをドーン！とスタートしたところでゴーグルがズルっと落ちて首元に引っかかり、目・鼻には水が入るわ苦しくてパニックだわ…その子のやる気はあっという間に水中に流れ出てしまうのです…。これはボビング練習（息継ぎありの連続ジャンプ）においてもついて回るのものなので、どうかせめて水慣れが終わるまでは簡易アジャスタ・ストッパー付きのものは避けた方がよいでしょう。

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フックタイプ？ワンタッチで脱着できる？

メカメカしてて複雑…

※ワンタッチ脱着型ゴーグルの例

フックタイプ・ワンタッチ脱着型の定義は『後頭部のパーツを外すことで脱ぐことができる』タイプのものを指します。最近このタイプのものを大人のスイマーの方が使っているのをよく見かけますが、前述のゴーグル遊びで何度も何度も外したりしていると劣化も早くすぐにまともに使えなくなる場合があります。また、この手のゴーグルは子どもにとっては機構が複雑で外せたが自分でつけられないことも多いのであまりオススメ勧めできません。ただ、正しく使うことができればテンションも変わりにくく高学年の子たちには選択肢としてはありかもしれません。

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ふねコーチのオススメは？

『マジすか…（苦笑）』と思われてしまうかもしれないですが、競泳用に開発されているノンクッションゴーグルや、フレーム部分のゴムが薄いタイプのものがオススメです♪

『いやいや始めたての子にレースモデルなんて…』と思うかもしれませんが、良い道具は人を選ばないし、それなりに長持ち、そして予備パーツが充実しているものが多いので1回買ってしまえばゴーグルを丸ごと買い替えなければということはほとんどないので騙されたと思って購入してみてください。

私の2大オススメゴーグルはこちら↓

【SWANS SRX PREMIUM ANTI-FOG】

競泳経験者には定番のモデルです。フレームにゴムが確か接着されていたと思うので予期せずフレームが外れてしまうことも少なかったと思います。アジャスタも後頭部の上側にあるので一度調整を終えてしまえばテンションもほとんど変わりません。

【SWANS SR-1 ノンクッション】

私が小学校6年生のころ「なんかゴーグルのゴムフレームがないモデルが出るらしいぜ？」と発売前から話題になっていた競泳モデルの超ロングセラー商品！同じSWANSのシリーズなのでSRXとのパーツの互換性もあり！ジュニアからアダルトまで幅広く使えるので通常クラスから選手・育成クラスへのステップアップや将来的に競泳に携わりたい方へオススメ♪

あとは水着と同じく試着ができれば店頭で実際にフィッティングしてみると自分に合ったものがより探しやすいでしょう。